「1分スピード記憶」勉強法/「1分スピード記憶勉強法」1
この本は、この章に興味があって購入したようなもんだ。
わたしは60歳を過ぎてから、宅建士やファイナンシャルプランナーなどの資格を取ったけど、勉強の仕方など考えていなかったので、この本に興味を持った。
これからも、時間があれば資格を取りたいと思うし、現在も大学で勉強しているので、役に立つだろう。
実際に、大学でも試験があるので、必要だ。
ここに書いている内容については、本に忠実ではない。
当然、ここに書かれていない内容が、本には書かれてある。
私なりのまとめであり、備忘録のようなものだ。
気になる方は、本を買われることをお勧めする。
- 作者: 宇都出雅巳
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: 単行本
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「1分スピード記憶勉強法」
著者は、現役で東大を合格し、2カ月で行政書士や1カ月でCFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を取ったと書かれている。
まぁ、私もファイナンシャル・プランナーの資格を持っているからわかるけれど、1カ月でCFPは取れない。
というのも、知識の問題でなく、物理的に無理なんだ。
CFPは1級のファイナンシャルプランナーの資格なんだけど、これを取るためには、3級の資格を取ってから、次に2級の資格を取らないと、受験資格がない。1カ月でとるためには、すでに2級の資格を持っていないと取れないということだ。
それでも、すごいと言えば、すごいけどね。
試験問題の形式で記憶の仕方を変える!
択一式と記述式・論述式は根本的に異なる。
択一式は、「再認」できる記憶、記述式・論述式は、「再生」できる記憶が必要になる。
■択一式の試験に必要な情報や知識は、過去問に示されている。
- 択一式は、範囲が広く、問題数も多いので早く解けるようにする。
- 問題を解くヒントは、過去問にあるので、過去問中心で勉強する。
- 目標は、正しく書き換えた過去問の選択肢を見て,すぐに「正解」が思い浮かぶこと。
■記述・論文式の試験は、「再生」と呼ばれる記憶が求められる。
- 記憶から、素早く検索し、思い出せることが大切。
- 記憶から、解答を引き出す。
- テキスト1冊分の細かい知識を正確に記憶する。
≪択一試験≫突破のための6つのポイント
択一試験に必要なのは、過去問だけ。過去問を読むのが最も効率のいい勉強法と書いている。
(ほんまかいな?)
過去問を読んで、即座に正しい、間違っているが判断できる状態になるようにするらしい。
- 過去問を読む/質よりも量最初は内容を理解するのではなく、早く何回も読むことが大事なようだ。知らない専門用語などがあっても確認せず、早く全部読む。自分が目につくキーワードだけを下線や丸で拾っておく。
- 解答・解説はすぐに見る択一式は、知っていたら解ける問題。考えるより覚える。見慣れない言葉でも、くり返していると、言葉が記憶に残る。
- 「問題文」を正しく完成させる解答を確認したら、問題文に正しい答えを書く。間違った問題を繰り返し見ると、間違いを記憶する。過去問は、必ず「覚えたい」内容を繰り返す。
- 「太く」「大きく」「濃く」書き込む重要な知識を目に入りやすくする。目立つことで記憶に残りやすくなる。
- 「過去問」をバラして持ち歩くラクに繰り返せると思うくらいに過去問を切り離して、物理的に量を減らす。数分の空き時間を利用するために持ち歩く。
- 「こんなの当然!」部分は太いペンで消す当然の知識になった部分は、くり返しても意味がない。まだ常識化していない部分に時間を使う。消していくと達成感を味わえる。
≪記述式・論述試験対策≫4ステップ
テキスト1冊分の細かい知識をもれなく正確に記憶することが必要となっている。
■テキストを「まるまる記憶する」コツ
- 目次を覚えて、記憶の土台をつくる”イメージ”の力を活用して、目次を記憶する。自宅から駅までの道のりにある目印と目次の内容をイメージ化して記憶する。(玄関扉→目次)スキマ時間で繰り返す(覚える→忘れた→確認する→忘れた→確認する…)難しい言葉も身近なイメージにこじつける。
- 「風景を眺めるように」テキストを読む最初は見出しだけを眺めていく。「本を読んだ」問経験の記憶無理に本文を読む必要はない。
- 「読んだ経験」を思い出す「眺める」と「思い出す」をくり返す。頭の中でテキストをめくるように思い出す。最初はできなくてもくり返す。
- 「テキストを語る」ことで記憶が定着アウトプットが大事!記憶している目次項目を使って、内容について講義するように話す。
多くの人はここを勘違いして失敗する!
最初から細かい知識を理解し、記憶しようとすると失敗する。
ざっくりとイメージをつかんで、親近感を持ち、そこからだんだんと細かいところに入っていくのが自然な記憶、理解の仕方。