「サマる技術」を読んだ。
このブログをうまく書くために「サマる技術」が要約を作る方法が書かれているようなので購入した。
それで、読んだ感想だけど、今一つというところかな。。。。
278頁の本だけど、要約の方法が書かれているのは、30ページほどだけ、期待外れでした。
各章の終わりに係れているまとめとしてその章を要約したものを見ても、それほどうまく要約できていないように、私には思える。
ネットで購入したので、中身までは確認できなかった。
やはり、書店で内容を確認してから、買う方が間違いが少ないよね。
- 作者: 船登惟希
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/26
- メディア: 新書
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サマる技術
- 要約(サマリー)を作る=サマる
- 著者が独自に確立した認知科学で得た知見を基にした読書法。
- 断片的であった知識が体系化され、記憶に残りやすくなった。
序章 情報の扱いには、正しい技法がある。
本章の目的:各章の内容を紹介すること
前提:本はハイリターンな学習教材である一方、正しく読まなければ、多くの時間を無駄にする。
一章の目的:本の選び方を学ぶ
背景:ローリターンの本はそもそも読むべきではない。
- ローリターンな本とは:
- 時間をかけた割に得られるものが少ない
- 得た知識を活用しても成果に結びつかない
第一章 「いい本」を選びとる方法
目的:本の選び方について提案すること
◆本の選び方
「探検型」
定義:興味のおもむくままに本を選ぶ方法
目的:脅威範囲を広げる
注意点:
- 売れ筋商品がすべて良いわけではない
「追求型」
定義:目的を定め、特定のジャンルを体系的に学ぶ本の選び方
目的:特定のジャンルについて深く掘り下げるため
注意点:
- 「探検型」とは根本的に異なることを意識する
- できるだけ多くの本を読むほうがよいという前提
- 一冊目に学術書の入門編を読む
第二章 「理解」「記憶」「活用」のメカニズム
目的:本から得た知識を活用するまでの三つのステップ「理解する」「記憶する」「活用する」のメカニズムと押さえるべきポイントを明らかにすること
「理解する」について
メカニズム:
ボトムアップ処理・トップダウン処理の二つからなる。
「文章に関する知識」について
サポーター:
本の中:「はじめにとあとがき」、「各章の最初と最後」「小見出し」「太字」
本の外:アマゾンの商品概要、レビュー。ブログ
トップダウン処理を促す知識:「語彙」「背景知識」「接続詞の知識」
「記憶する」について
記憶の種類:「短期記憶」「長期記憶」の2種類
記憶の貯蔵庫に移す工夫:「整理する」「自分知識に結びつける」
「活用する」について
前提:記憶する段階で工夫する必要がある。
第三章 本をサマって、活用する
目的:クラウド上に要約をつくる具体的な方法を解説。
読む前にやるべきこと
- 日々知識を増やす。
- 「探索型」「追求型」で注意すべきポイントを押さえ、本を選ぶ。
- サポーターを探し、本の内容に関する知識を前もって獲得。
Google Documentを使って要約を作ってみる
- インターネットに接続したパソコンを用意する
- 要約用のフォルダを作る
- ジャンルごとにフォルダを作る
- ファイルを作る
- 自動改行をONにする
- 要約を作る
- 要約を作る際の注意点
第四章 サマる技術で、「知」を統合する
目的:
- ジャンルごとに要約を作る具体的な方法を提案すること
実際に要約を作ってみる
- ジャンルごとにフォルダを作成する
- 一冊目の要約を作る
- 要約をベースに、二冊目以降の本の内容を追記していく
定着させる
- 要約を見返す
- シェアして共同学習する
- 要約は一生もの
この本で一番興味のあった箇所。
「要約を作る」
- 言い換え
- 事例
- 引用
- 比喩
- 脱線して興味を持たせる
一小見出し、一メッセージ
要約は「小見出し」ごとに作る
要約の五つのステップ
- タイトルを確認する
- ラベリングする
- 文章を削る(段落単位)
- 構造化する
- 文章を削る(文章単位)
目次を確認する
タイトルを確認する
ラベリングする
背景/歴史、問題提起、結論/主張、理由、定義、説明、説明、補足、特徴、対象、例/事例、1.2.3…、ポイント、引用・・・
文章を削る
肉付け部分の文章を削る。
肉付けの部分:言い換え、事例、引用、比喩、脱線部分
構造化する
文章同士の関係性を構造的に整理していく。
文章を削る(文章単位)
とにかく短縮してみる。
- 体言止めにしてみる。
- 文末を端折る。